どうやって作文を作文ぽくするか?作戦をたててみた!
2017/01/05
先日、実家に行ったとき私が小学生のときに書いた作文を見つけました。
いやー、ひどいもんですwww
自分のことを棚に上げて、子どもにはもう少しマシな文章を書けるように要求しますwww
しかし、小学2年生にそんなハイレベ作文が書けるはずがありません。
まずは作文を分類してみた
- リアル系(イベント、できごと、日常、生活文)
- 空想系(もし~だったら、もし~できたら)
- 読書感想文
- プレゼンテーション
- 小論文
小学生といえば、リアル系(生活文)と読書感想文。
まずはリアル系だな。生活文ってヤツ。
下準備
まずは、作文を書く前のメモ作りから。
これは手伝いながら一緒にやってあげないとまずできません。
「はじめ・なか・おわり」の3部構成にします。
はじめ:テーマを決める
- 運動会
- バーベキュー
- 海水浴
- 登山
- 芋掘り
- 夏休み
- ~を作った …など
なか:できごと、したこと、見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったことなどを書き出す
とりあえず、できるだけ書き出す。
- 朝早く起きて車で行った
- 海水浴場についてから水着に着替えた
- 波で遊んだ
- 海は大きかった
- 貝を食べた
- 日焼けした
- 人がたくさんいた …
それをそのまま書くと、「~しました。~しました。~しました。~しました。~しました。」というしょうもない作文になってしまうので、書き出したものの中から1~2つ選び、ほかは捨てます。
選んだものをさらに詳しく。
「波で遊んだ」
- ときどき大きな波がきた
- 波にのまれて苦しかった
- 海水はしょっぱかった
- 浮き輪で遊んだ
- 弟は波をこわがっていた
おわり:まとめを考える
思ったことや感想を書き出し、使えそうなものをひとつ選ぶ。
- 波の力は強い
- おもしろかった
- また行きたい
- つかれた
- 波が起こるのがふしぎ
これで「メモ作り」は完了です!!
型にハメて書かせてみることにした
書き出し
書き出しは次の3つのパターンから選ぶ。
1.音
例)
ドーン。突然、私のうしろで大きな音が聞こえた。
2.会話
例)
「こんにちは。」
学校につくと花子ちゃんがあいさつをしてきた。
3.「~ときのことだった。」
例)
私が小学一年生の時のことです。
「だから」を「なぜなら」に変換
~だから~でした。
~なので~しました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
~でした。なぜなら~だからです。
なぜ~でしょうか。
{なぜなら・それは}~だからです。
なぜ~でしょうか。
それは~するためです。
だから~するのです。
文は短めに
「~して~したら~で…」など文が無駄に長くなるととても読みにくくなります。
箇条書きにするぐらい短めに書いて、接続詞(つなぎ言葉)でつなぐほうが格好良くなります。
おわり方
「うれしかった」「たのしかった」「おいしかった」… のように、形容詞で終わるのは禁止。これかなりやってしまいがちなおわり方です。
「~思います」や「~したいです」あたりで終わるとそれっぽくなるかな。
よっしゃ~!
これで作文ぽくなるにちがいない!!
娘が小2の春のことでしたwww