【速算】 (a+b)(a-b)=a2-b2
2016/09/07
娘/小1/1月~2月 息子/年長/5月~6月 |
100に近い数同士のかけ算
50に近い数の2乗 工夫した計算方法(×5、÷5、×○9、×○1、×○5、その他) (a+b)(a-b)=a2-b2 |
(a+b)(a-b)=a2-b2のやり方
中学ぐらいのときになんかやったな~。
そうです。中学数学に登場する「因数分解」です。
私の中学の授業では、実際に数字を当てはめて便利に使おう!みたいなことはありませんでしたが、実はけっこう便利です。
早速、見てみましょう。
101×99
101×99
=(100+1)×(100-1)
=1002-12
=9999
これはかなりわかりやすい例ですが、「まん中」がわかっちまえば楽勝です!
86×74
86×74
=(80+6)×(80-6)
=802-62
=6400-36
=6364
58×54
50に近い数の2乗がここで役に立ちます!
58×54
=(56+2)×(56-2)
=562-22
=3136-4
=3132
50台同士のかけ算、40台同士のかけ算はこれでもう神速です。
以下、いろいろなパターンを見てください。
58×46
58×46
=(52+6)×(52-6)
=522-62
=2704-36
=2668
61×39
61×39
=(50+11)×(50-11)
=502-112
=2500-121
=2379
87×63
87×63
=(75+12)×(75-12)
=752-122
=5625-144
=5425+56(← 引き算を足し算に変換)
=5481
175×125
175×125
=(150+25)×(150-25)
=1502-252
=22500-625
=22000-125
=21875
最大のポイントは、この公式が使えることに気がつくかどうかです。
ほかに使えるテクニックは……
主な速算のテクニックは以上になります。
調べればもっとたくさんのテクニックがありますが、実際に役に立つのはこんなもんだと思います。
あとは、「これ筆算やるのと手間はかわりないなぁ」ぐらいな感じです。
有名どころでは、因数分解で「(x+a)(x+b)=x2+(a+b)x+ab」というのがありますが、これを速算的に書き直すと、
(x+a)(x+b)=x(x+a+b)+ab
となり、たとえば「63×69」でやってみると
(60+3)(60+9)
=60×72+27
=4320+27
=4347
どうですか?私は好みではありませんwww
私は「暗算」は別にできなくてもいいと思っています。
なにより「正確さ」が大事です。
最後にもうひとつだけ
これは、子どもたちには教えてません。
私が暇なときに考えて覚えたものです。
「2桁の2乗」
ただし、10の段、40の段、50の段、90の段、そして一の位が"5"のものはこれまでの速算法ですぐにわかるので、それら以外のものです。
これでさらに「(a+b)(a-b)=a2-b2」の応用範囲が広がるというわけですが、、、つづく
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