苦手を克服するか?得意なところを伸ばすか?
娘の個性
娘は我が強く、前へ前へと積極的に出るタイプです。
授業でも、習い事でもバシバシ発言します。
先生が話の途中でもバシバシ発言します。
先生の質問に対する回答が合ってようが間違ってようがおかまいなし。
困ったところです。
「個性が強く積極的」という性格は逆に「協調性に欠ける」とも言えます。
団体行動が苦手です。
チームプレーが苦手です。
妻が小2長女にイライラしています
私は娘の積極性が、日本人には珍しいタイプで面白いなと思いますが(本当はハーフ)、妻はこれが許せません。
路上であってもブチ切れちゃうほどですwww
「空気を読めない(KY)子」とか、「◯◯ちゃんはこうしてるのに、なんでできないの?」とか、「みんながこうしてるんだから、こうしなきゃダメでしょ!」とか、NGワード連発です。
さすがに私も妻を諭しましたが。
また、もうすぐ持久走大会ですが去年ブービー賞だったので練習させようとか、楽器習わせようとか、そろばん習わせようとか、妻の脳内は迷走しています。
妻は教育熱心なのではなく、「周り」が気になるのです。
父ちゃんとしては
私としては、あれこれ手を出すことには反対で、得意なものが1つでも作ってあげられればいいと思っています。
得意なものが一つでもあれば、何かうまくいかないことがあっても挫折することがあっても心のよりどころになりますし、得意なものを伸ばしてあげることで不得手なものもある程度の水準まで引っ張り上げてくれるのではないかと思うからです。
学校の教科に関しても、体育や音楽がほかの子よりできなくても(私は)気にしません。
だからイライラもしません。
悪い言い方をすれば、それらに関してはあきらめています。
私が子どもたちに対して「何を教えてあげられるだろうか?」と考えたときに、音楽や絵などは教えられないし、教えられるものは勉強か運動のどちらかでした。
しかし、日曜日はいっしょに外で遊んであげるとしても、平日はいっしょに野球やサッカーをするわけにはいきません。
残ったものが勉強でした。
積極性 vs 協調性
大人になるまでにいずれ社会人としての協調性は身につけなければいけません。
今でも、先生の話を中断させてはいけません。
お友だちの気持ちも考えられるようにならなくてはいけません。
しかし、娘の「積極性」や「個性の強さ」に関しては大事にしてあげたいと思っています。
少なくとも押し殺すような教育はしてはいけないと個人的には思っています。
だから、「みんながこうしてるから~」という文句は絶対NGです。
恐いのは女の子の世界
ただし気をつけなければいけないと思うのは、女の子の世界は恐いということです。
前に出すぎて、ウザがられたり浮くような存在になってしまうと、ハミられてしまうでしょう。
子どもでも大人でも女ってコワいわー。
苦手克服 vs 得意なものを伸ばす
何年か前に見たテレビ番組で宮本算数教室の宮本先生が次のように言っていました。
「うちでは国語も社会も理科も、賢くなるパズル以外の算数もなにも教えない。ただこのパズルをやらせるだけでほかの教科も成績が上がる。集中力がつくから。」
宮本先生は「集中力がつくから」ほかの教科の成績も上がるとおっしゃっていましたが、「苦手克服 vs 得意なものを伸ばす」の話とはまったく別の話でしょうか?
たとえば、「スポーツを頑張っている子は集中力があって成績もいい」という話もありますよね。
体を動かすことが集中力や記憶力に影響を与えるというのは、昔「エチカの鏡」でヨコミネ式教育法の横峰のおっちゃん(横峯さくらさんの伯父)も言っていました。
これらの事例は、「自信を持ってできることがあると、その他の分野に対してもメンタル的にいい影響を与える」とも言えないでしょうか?
どっちがいい悪いという話ではありません。
苦手なものを克服することも大事です。
その子の性格によっても違うでしょうし、シーンによってもどうした方がいいかは変わってくると思います。
ただ、(妻のイライラの原因になっている)娘の「個性の強さ」や「積極性」は押し殺してはいけないと、親としてただ単純に思うのです。
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