父ちゃんが教えたるっ!

娘に算数を教えてたら小1で小学算数、小2で中2数学までがすべて終わってしまった!国語・作文・英語もぼちぼち。年長長男は四則演算・分数・小数・素因数分解を暗算でこなせるまでに!

勉強方法

勉強方法を勉強しよう 【記憶】

時間と記憶、エビングハウスの忘却曲線

言わずと知れた忘却曲線。
20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には74%も忘れ、1週間後には77%忘れ、1ヵ月後には79%忘れてしまうという。

このことについて書かれている記事を見ると大体、その日のうち、1日後、1週間後、1ヵ月後と復習しましょう的なことが書かれていますが、覚えたいものや覚える量によっては必ずしもこれが最適だとは限りません。

理科・社会はこれでいいかもしれませんが、たとえば漢字や英単語を1週間で20~30個覚えるとしましょう。
1日目に一旦は全部暗記したという前提ですが、「その日のうち」「1日後」と復習したとして、次が「1週間後」ではなかなか記憶が定着しません。
漢字や英単語などこの手の暗記は、最低3日間毎日復習して、記憶がある程度定着してから、期間を空けて復習するほうがいいです。

学校の授業の復習程度だったら、「その日のうち、1日後、1週間後、1ヵ月後」はちょうどいいかもしれません。

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返し縫い記憶法

忘却曲線の話はわかったと。しかし、はじめにとりあえずはひと通り覚えていなければ復習もクソもありませんから、暗記と小テストを繰り返しながら一旦全部暗記します。ある程度、小分けにするのがポイントですね。

「似たようなやり方でやってたわっ!」という方も多いかも知れません。私もそうしてました。

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返し縫い記憶法 動画(ニューベンゼミ)

イメージ力・妄想力と記憶

たとえば「run」という英単語を覚えるとき、ただ単に「run → 走る」とするのではなく、走る姿をイメージしながら覚えると記憶が定着しやすいということ。あるいは似ているもの、連想するものでもかまいません。脳内で関連づけが行われます。

私は高校時代、ひたすらイメージ力・妄想力を働かせて英単語を覚えました。1年間かけてターゲット1900を終えましたが、20数年たった今でもほとんど覚えています。高校卒業以来、英語とは離れているのにです。

1週間で1冊まるまる覚えるという高速暗記法がありますが、そんな覚え方でここまで記憶が定着していたとは思えません。

それほど「イメージを伴った記憶は残りやすい」ということです。

アウトプット

間違いなく最強最高の記憶法です!
アウトプットのやり方として代表的なものは、「人に教える」とか「なりきり授業」をするとか、教える系アウトプット。
教える相手がいるほうがいいですが、いつも相手がいる状況は現実問題作れません。
したがって、文字通り「なりきり」授業、妄想、一人芝居もできたほうがいいです(笑)ちゃんと声に出して。

友だち同士や兄弟で「問題を出し合う」というのもとてもいいですね。

「書く」こともアウトプットの一種です。漢字や英単語をひたすら書くということをやったことがある人も多いはず(実はこれはあまりいい方法ではありません)。

時代に適った方法としては、小学生でも中学生でも「ブログ」とか「ツイッター」とか書くのはかなりいい方法だと思うのですが。やってる子もいることでしょう。

記憶と睡眠、記憶の整理

睡眠中は脳内整理をする時間なので睡眠不足は絶対にいけません。脳内整理をすることで記憶の整理と定着が行われます。
また、就寝直前に覚えると記憶に残りやすいとも言われます。(就寝前は記憶のゴールデンタイム)

感情と記憶、好きなこと・楽しいことは覚えてる

「感情を伴った記憶は残りやすい」というのは、好きなこと・楽しいことに限ったことではありません。
嫌なことだってインパクトがあれば覚えていますよね。
ただし、勉強に限って言えば、イヤイヤ勉強したものは記憶に残りにくい。楽しく勉強できれば集中力も高まります。「楽しく勉強できれば」ですけど。

運動と記憶

学習後の運動が記憶を定着させることが科学的に証明されています。
九九ダンスなんかは、ダンスあり、リズムありで、暗記法としてよくできています。
一方で、運動後の学習は集中力が高まります。
幼稚園や小学校でも、朝イチで何百メートルか走ることを日課にしているところがありますが、この効果をねらっているわけです。横峰おじの幼稚園でもやってましたね。

写真記憶

訓練を積まなければできない高等テクニック。しかしカメラのシャッターを切るように暗記ができたら、まさに暗記パン並みですね。

エピソード記憶

「体験は記憶に結びつきやすい」です。実体験、疑似体験問わず。

 

 

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