ハーフはバイリンガルになれるという幻想
私の妻は韓国人であるということは今までも何度か話しました。
当然、子どもたちはハーフということになりますが、日本人と韓国人のハーフの顔なんて純血日本人と変わりありません。(日本人と欧米人のハーフみたいにかわいくはならんのよ トホホ)
ただ、お父さんお母さんのどちらかが外国人だと子どもも「バイリンガルになるのでは?」という妄想を抱くかも知れませんが、そうは問屋が卸しません。
バイリンガルになれるハーフの条件は、例えば外では日本語、家では外国語という二重言語生活を送った場合に限られるのではないでしょうか?!
わが家の場合、家では基本的には日本語を使い、ところどころ妻が韓国語をはさむという95%日本語/5%韓国語生活です。
するとどうなるかというと、一部の韓国語は理解していますがごく一部です。子どもが小さい頃は妻の実家(韓国)に行ってもそれなりに会話してましたが、今では「キムチ」の発音すら日本人風です。
「そうは言ってもリスニングは鍛えられとるやろ?」と思うかも知れませんが、それもそうでもありません。パッチムという発音するようなしないような韓国語の発音があるのですが、子どもたちはそれが聞き取れません。
成長するに従って日本語を覚える代わりに、韓国語は衰えてきました。
以前、アメトークなんかでハーフ芸人が「ハーフなのに英語が話せない」ということをネタにしていましたが、まあ当然の理であるわけです。
「お母さんが韓国人なのに、子どもが韓国語話せないなんて……」という妻の嘆きでした。
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