【説明する力】説明力トレーニング
作文とか読書感想文の書き方をテーマにしたHPや本はよく見かけますが、説明文や物語文、はたまた意見文などの(小学生向けの)書き方を解説してくれているHPや本はとても少ないですね。国語はとても苦手な父ちゃんですが、今回がんばってそのへんにチャレンジしてみたいと思います。
一昔前は「気持ち」をやたら大切にされ、思ったことを自由に書きなさいなんて言われたもんですが……無理ですね(;^_^A
自由に書くというのは実は不自由で、かなり難しい。まずは、型を作って練習します。やり方は作文と同じですが、型は説明文用のものを用意します。
時系列的説明
説明力をつける上で、時系列的説明(できごとを順番に述べる)ができるということが大基本。
ここで大事なのが「いつ・どこで・だれが・どうした」が盛り込まれていること。
昨日、けいた君が3時間目の体育の時間にお腹が痛くなって保健室に行きました。
1時間たってもよくならないので、結局、学校を早退しました。
1時間たってもよくならないので、結局、学校を早退しました。
因果関係を示す説明
先に結果を述べてから、その原因・理由について説明していきます。
昨日、けいた君が学校を早退しました。
なぜなら、3時間目の体育の時間にお腹が痛くなって保健室に行ったものの、1時間たってもよくならなかったからです。
なぜなら、3時間目の体育の時間にお腹が痛くなって保健室に行ったものの、1時間たってもよくならなかったからです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがあります。
風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増えます。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増えます。猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶというわけです。
風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増えます。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増えます。猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶというわけです。
ルーズとアップ
まずは、相手が全体を見渡せるようザックリ。その後、詳しく説明していきます。
一行目は抽象化が必要です。
秋葉原は東京にある街のひとつです。
以前は電気街として有名でしたが、最近ではオタクの街としても知られ、アニメやアイドルの聖地として海外からの観光客もたくさん訪れます。また、メイドカフェ発祥の地でもあります。
このように、秋葉原は多くの日本文化を発信しています。
以前は電気街として有名でしたが、最近ではオタクの街としても知られ、アニメやアイドルの聖地として海外からの観光客もたくさん訪れます。また、メイドカフェ発祥の地でもあります。
このように、秋葉原は多くの日本文化を発信しています。
くらべる説明
対比することでわかりやすくなります。
えんぴつは、筆跡の太さや濃さを調節できるため、文字を書く際だけでなく絵を描く際にも使う。
それに対して、シャーペンは、筆跡の太さや濃さをほとんど調節できないため、通常は文字を書く際にしか使わない。
その意味では、鉛筆よりもシャーペンのほうが用途が狭い道具と言えるだろう。
〈『”ふくしま式200字メソッド”で「書く力」は驚くほど伸びる』より〉
それに対して、シャーペンは、筆跡の太さや濃さをほとんど調節できないため、通常は文字を書く際にしか使わない。
その意味では、鉛筆よりもシャーペンのほうが用途が狭い道具と言えるだろう。
〈『”ふくしま式200字メソッド”で「書く力」は驚くほど伸びる』より〉
意見文・小論文・プレゼン
因果関係を示す説明から、もうひとひねりして「主張 → 説明 → 反論 → 説明 → まとめ」というように、反論をまぜてみます。
成績を上げる簡単な方法がある。宿題を減らせばいいのだ。
わたしたちのクラスは毎日の宿題が多すぎる。量をこなせば成績が上がるかと言うとそうとは限らない。適当な宿題量を超えれば、集中力もなくなり、ただこなすだけになってしまい、頭に残らない可能性がある。また、遊ぶ時間も大幅に削られる。遊ぶ時間こそが脳を鍛え、考える力が身につくのだ。
ただ、遊んでばかりでは結局成績は上がらないと大人は心配するかもしれない。
宿題をなくせと言っているわけではない。宿題を減らしてほしいのだ。宿題が減り、遊ぶ時間が増えることで、集中力をもって宿題にのぞむことができる。それが成績アップにつながるのだ。
子どものときの時間は貴重だ。迷っているひまはない。先生の決断がクラスの学力を引き上げる原動力となるのだ。
わたしたちのクラスは毎日の宿題が多すぎる。量をこなせば成績が上がるかと言うとそうとは限らない。適当な宿題量を超えれば、集中力もなくなり、ただこなすだけになってしまい、頭に残らない可能性がある。また、遊ぶ時間も大幅に削られる。遊ぶ時間こそが脳を鍛え、考える力が身につくのだ。
ただ、遊んでばかりでは結局成績は上がらないと大人は心配するかもしれない。
宿題をなくせと言っているわけではない。宿題を減らしてほしいのだ。宿題が減り、遊ぶ時間が増えることで、集中力をもって宿題にのぞむことができる。それが成績アップにつながるのだ。
子どものときの時間は貴重だ。迷っているひまはない。先生の決断がクラスの学力を引き上げる原動力となるのだ。
番外編ですが、こんなプレゼン動画を作ってこられたら、私なら間違いなく買ってしまいますね^^
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