【プレゼンテーション】筋道をたててストーリーにしよう
その1 【プレゼンテーション】ICT教育を家庭でやってみる
その2 【プレゼンテーション】思考ツールを使いこなそう!
その3 【プレゼンテーション】テーマ・伝えたいこと
その4 【プレゼンテーション】調べる・まとめる
その5 【プレゼンテーション】プレゼン資料を作ろう
基本は意見文の流れ
意見文のところでやった、主張 → 理由 → 反論 → 説明 → まとめ(【説明する力】説明力トレーニング )という流れをプレゼンテーションぽく変えるために、主張の前につかみを入れます。イメージはこんな感じです↓↓↓
(数字を見せて)
みなさん、これは何の数字だと思いますか?○○に関する数字です。
これは、○○○○です。
(説明)
主張
今日、私が伝えたいのは○○○ということです。
理由
(理由説明)
反論
でもみなさん、本当に○○○なんでしょうか。○○○と思いますよね。
説明
(反論に対する説明)
まとめ
つまり、○○○○○
調べているうちに言いたいことがたくさん出てくるかも知れませんが、あれもこれも言ってしまうとプレゼン価値は格段に落ち、ターゲットの心を動かすことはできません。あくまで目的は相手の心を動かすことですから、テーマに沿ったことだけを絞り込んで話すようにしましょう。
例「新しい自転車がほしい」
小学生の子どもが親にプレゼンするという設定です。内容がちょっと小学生っぽくなくなってしまったかもしれませんが。
つかみ
こちらは、自転車に関するある数字です。さて、何の金額だと思いますか?
これはある小学生が起こした自転車事故の賠償金の値段です。
小学生の男の子が坂道を下っているときに、歩行中の女性と正面衝突。
女性は頭蓋骨骨折等で意識が戻らず、寝たきりの状態となりました。
驚きの金額ですよね。
たかが自転車の事故で9500万円です。
生涯賃金の平均、つまり働き始めてから定年退職するまでの総収入が平均で約2億7000万円と言われています。
その3分の1が、たかが自転車事故によって失われたのです。
自転車事故による高額の賠償金の例はほかにもあります。
2008年、賠償額約9300万円。男子高校生が車道を横断し、対向車線の自転車の男性と衝突。被害者には後遺障害が残りました。
2007年、賠償額約5400万円。男性が信号を無視して交差点に進入し、横断中の女性と衝突。被害者は頭を打ち死亡しました。
たかが自転車事故ですが、被害者の方は死亡したり、寝たきりになったり、取り返しのつかないことになってしまいました。
自分にとっても、
大きな借金を背負うハメになってしまうのです。
「自転車保険」に入ることも大事ですが、その前に、できれば事故が起きないように気をつけることが、何よりも大切です。
では、悲惨な事故を起こさないために、何をすべきか?!
主張
さて、今回、私が伝えたいことはコチラ!
ということです。
「そろそろとは思うけど、まだもう少し今の自転車でも……」と思ってますよね。
実は、今が買い替えどき、今すぐ必要だということを説明していきます。
理由
まず、今ある自転車がどうしてダメなのか?
その1。そもそも、自転車のサイズが体格に合っていません。
今乗っている自転車は幼稚園のときに買ってもらったものです。
当時の身長が100cm、今は140cm。止まった状態で自転車にまたがってみると、膝は90度曲がった状態で足が地面についています。こんな状態です。
ペダルを漕ぐときも、膝は曲がりっぱなし。でも、それだと漕ぎにくいので、よく立ち漕ぎもします。
また、体格に合わない自転車に乗っていると、バランスが取りにくかったりして、転倒の危険があります。どれぐらい不安定かと言うと、
その2。タイヤが小さいのでスピードがとても遅いです。家族や友だちと一緒に、自転車に乗って出かけるとき、私だけ遅いのでおいて行かれてしまいます。
みんなについて行こうと自転車を必死に漕ぎます。ずーっと。目的地に着くまで。
めっちゃ疲れます。
つまり、
「危ない・遅い・疲れる」ということです。
そして私には、自転車が必要不可欠です。
市立図書館に行くとき、市民プールに行くとき、習い事に行くとき、歩いて行くには遠くて大変です。自転車に乗らなければいけません。
もし、新しい自転車を手に入れたらどうなるでしょうか?
体格にあった自転車に乗ることで、バランスが抜群に取れるようになります。イメージだけはこんな感じ。
したがって、転倒やその他の自転車事故の危険性が劇的に減ることになるのです。
速くて遠くまで行けるようになるので、図書館もプールも習い事も、不便なく行くことができます。
反論
でもひょっとしたら、新しい自転車、つまりタイヤが大きくなることでスピードが出て、事故の危険性が増すと思ってませんか?
実はそうではないんです。
もちろん、必要以上にスピードを出してはいけませんが、本当に大事なのは、きちんとブレーキを握って止まることができること。バランスよく乗れること。周りに注意を払うことができること。
でも、体格に合わない小さな自転車ではこれらのことが十分にできません。
周りに注意を払ってる余裕はありません。
だって、私は小さな自転車に乗ってるとき、必死に漕いでいるんだから。
ブレーキのかけ易さ、転倒の防止、注意力を考えれば、体格にあったサイズの自転車を乗るべきなんです。
まとめ
今週も来週も、来月も再来月も自転車に乗らなければなりません。
その度に、危険にさらされているのです。
今すぐこの危険を回避しなければいけません。
さらに、こんな情報もあります。
○○自転車では今月、20%引きのセール中です。
まさに今、子どもの安全を守る絶好のチャンスなんです。
いつ買うか?
実際のプレゼンでは
「keynote」を使えば、スライドにアニメーション効果も簡単につけられるので、もっと面白い感じになります。
あまり多用しすぎないほうがいいですが。
話し方も大事ですよね。緩急、強弱、目線、アクション……
太字にしてあるところ、「たかが」「実は」「でもひょっとしたら」「だって~なんだから」「まさに今」などは強調して話したい部分です。文章ではなかなか伝えづらいですが、オリラジあっちゃんの話し方を想像してもらえると、一番わかりやすいでしょうか。
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