本を読むと国語力が伸びるはウソ!文字数稼ぎで作文力アップ
国語力をつけるのって本当に難しいですよね。
本を読む子は国語力が伸びる?
これ、半分ウソだと思っています。
つまり、本を読むだけで国語力はつかないんじゃないかと。
国語力のある子が本をたくさん読んで、さらに伸びるというのはあると思います。
国語力の乏しい子がいくら本を読んだって伸びない。(と思う。)
この差は何か?
言葉への興味・関心の差ではないかと。
国語力のある子(言葉への関心の強い子)は、本の内容を追うとともに、新しい言葉や言い回しにも興味を引かれ、それを会話や作文などどこかでアウトプットする。
一方、国語力のない子(言葉への関心の低い子)は本を読んでも内容を追って終わり。見慣れない言葉や言い回しもその場限り。
その場限りなので、アウトプットするも何もありません。
苦肉の策として、毎日、ドリルを解いていれば多少の国語力はつくでしょう。
しかし、その効果って、、、満足できるものではないですよね。
やはり、自発的に言葉を探す、言葉のアンテナを立てるようになってもらいたいものです。
そこで、新しく宿題を作りました。
「ご飯を食べました。」
読点まで含めてわずか10文字のこの文章を10倍の100文字に。
説明や気持ちを加えていけば100文字ぐらい簡単です。
文字数が稼げればどんな手を使っても構わないと伝えました。
これで116文字です。
な~んだ、100文字なんて余裕だな。ていうか、100文字じゃ足りねえな。
300~500文字ぐらいは簡単にいけそうです。
どうすれば字数が稼げるのか?
- オノマトペを使って字数を稼ぐ。
- 「まるで~のよう」など、比喩を使うと字数が稼げる。
- 細かく説明すると字数が稼げる。
- 五感を使った表現を入れると、より字数が稼げる。
- 「声」(会話でも心の声でも)を入れると行まで稼げる。
上手な作文を書く手法と変わりありません。
さらに、おいしい・楽しい・うれしいなどの形容詞を使わないようにすると、文章が豊かになって文字数も稼げます。
「毎日ハンバーグでもいいな。ふふ。」
ぼくはお母さんの手作りハンバーグが大好きです。
これで249文字です。字数はこんなもんかな。
内容的にもこの程度書けるといいなあ。
実際やってみると、材料の羅列やら、これはどこどこで買ったものだとか、小学生がやりそうな字数の稼ぎ方をしてきます。
それも情報のひとつには違いないので、それはそれとして認めて、「明日はこの材料の羅列の部分なしにして、書き直してみて。」と言った具合に修正していきます。
こちらも参考になります。
Z会 作文クラブ
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