【小学生の夏休み】読書感想文の簡単な書き方とは
2018/08/01
「読書感想文」「作文」
毎年8月になると、この2つの単語の検索数が急激に上昇します。
親が検索しているのか、子どもが自分で検索しているのかわかりませんが(笑)
夏休みの最大の敵ですもんね。
多くの方は「読書感想文の書き方」を調べているのでしょう。
最近はあまり聞かなくなりましたが、インターネットが普及してからは、夏休みの宿題である読書感想文を「コピペ」「パクリ」で写して提出するということがニュースにもなりました。
さすがに、今はそれは通用しないでしょう。
サイトやブログでも、「コピペ」「パクリ」が後を断たないところを見ると、子どもも大人もやってることは同じですね(笑)
読書感想文も作文も、サイトもブログも、ちゃんとオリジナルを書かなければいけません!
大人がブログを書く場合は、特にアフィリエイトなんぞをやっている人なら、「お金を稼ぐ」というモチベーションがあるので、一生懸命頭ひねって自分で書こうとするかもしれませんが、小学生は見返りもなく、義務感でイヤイヤやるわけですからね。
かわいそうだなとも思うわけです。
あなたが小学生の子をもつ親御さんなら、お子さんの読書感想文の出来によって、なにかインセンティブをあげてください(笑)
……思い付きで言ったので、忘れてください。
さて以前、「アメトーク」の勉強大好き芸人の回で、オリラジのあっちゃんが「読書感想文の書き方」について授業?をしていました。
それがとてもわかりやすく、簡単な方法だったので紹介したいと思います。
ちなみに、以前はyoutubeに動画がアップされていたんですが、今は著作権の問題ですべて削除されています。
オリラジあっちゃんから学ぶ読書感想文の書き方
構成
- あらすじ
- 感想
- 自分の解釈、自分の体験
- 物語から何を学んだか(教訓)
「作文」とはかなり構成が違います。
これが、「シンプルでいいね」なのか、「シンプルすぎてわからん」なのか(笑)
番組中に紹介されたカズレーザーと中田あっちゃんの例を見てみましょう。
お題は「桃太郎」です。
カズレーザーの読書感想文
ちょっと字が読みにくいので、文字起こししました。
「桃太郎という作品は一組の老夫婦の下に孤児が漂着するという奇跡から幕を開ける。
序盤では夫妻が無償の愛を注ぎ桃太郎を育てあげる姿が描かれる。しかしながら桃太郎は育ての両親を『おじいさん、おばあさん』とあくまで他人行儀に呼ぶ。1親等ではなく2親等で呼ばれ続けていた老夫婦の心中は察するに余りある。その後は桃太郎の立志と旅立ち、仲間達との出会いが描かれ、鬼の征伐を見事に成し遂げた桃太郎が財宝を携え凱旋したところで物語は幕を閉じる。
この物語に着目すべき点は多いが、その中でも私は鬼が金銀財宝を築造していた点を挙げたい。即ち、鬼達は物々交換ではなく貴金属を介した貨幣経済の概念を有していたと推測できる。こでまで伝承されていた鬼のイメージに一石を投じる非常に資料価値の高い物語だと言えよう。」
カズレーザーの読書感想文は、「あらすじ」「感想」、最後に「自分の解釈」で締めています。
小学生でこのレベルは書けませんが、ポイント(構成)は同じです。
小学生のとき、多分みなさんもやったことがあると思いますが、「あらすじで字数を稼ぐ」というのは絶対やってはいけません。
逆に、「あらすじを書かない」のもよくありません。
なるべく短く、シンプルに、あらすじを入れましょう。
そして、読書感想文の最大の肝は「自分の解釈」。
自分の視点、独自の視点から、物語をどう解釈したのか、物語から何を学んだのか、そしてどんな切り口から読んだのかを明らかにします。
あっちゃんの読書感想文
「書き出し」「あらすじ」「自分の体験」「教訓」という構成ですね。
「構成」を考えて書くと、なんだか書けそうな気がしてきませんか?(笑)
それと、これは私の個人的な意見ですが、「いかに面白く、いかに友達を笑わせられるか」を考えながら書くと、モチベーションも上がるし、書きやすくなるかもしれません。
「インパクトのある書き出し」が大事
さらに文章を面白くするための必殺技。
出だしをあっと驚く内容で書き出すことで、読み手を文章に引き込むことができます。
無関係タイプ
「あなたと話すと首が疲れるとよく言われます。」
それは私の身長が高いからです。
身長に自信を持っていた私ですが、自信は時として油断になるようです。
壮大タイプ
「この世には、二種類の人間しかいない・・・」
自分に自信のある人間とない人間です。
私は前者でした。
良いことだと思っていましたが、そこには落とし穴もあるようです。
真実と逆タイプ
「海から遠い寿司屋ほど おいしい」
なぜならネタの仕入れ方やルートを工夫するからです。
そして、そのような職人は腕を磨くことも怠らないといいます。
弱さを自覚することが勝利につながるのです。
これで今年の「読書感想文」は恐るるに足らず!
↓↓↓「いいね!」の代わりにポチッとたのむ!